狂骨の夢
2008.03.10 *Mon
![]() | 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) (2000/09) 京極 夏彦 商品詳細を見る |
以前から読んでいた「狂骨の夢」ですが、先ほど読了しました。
1,000頁近くの分厚い本なので、およそ四日かかりました。
読み終えはしましたが、小説内の事実関係が複雑で理解するのに一苦労。
ページを行ったりきたりしながら、どうにか納得したという感じでした。
こういう時に、日頃どれだけ頭を使っていないかを痛感させられます…。
フロイトの精神分析とか、南朝の血統の話とかも出てきました。
フロイトの精神分析の話だけでもついていくのがやっと。
そこで苦手な歴史の話を持ち出されると、
もはや何度か読み返さなくては理解が追いつきませんでした。
とはいえそれが面白さを半減させるかというと、そんなことはないわけで。
むしろ相乗効果で面白さが増しているのは言うまでもないですね。
京極堂シリーズ特有のキャラ萌えもありますし。
読み応えがあります。
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