刀語 第九話 王刀・鋸
2008.10.11 *Sat
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前回で微刀を蒐集し、今回はこのまま出羽の天童に赴きます。
将棋が盛んな地である天童。
王刀・鋸を所有していたのは心王一鞘流の汽口慚愧です。
名前ではわからないですが、女性です。
今や一人しかいない流派の継承者です。
今までの相手と違い、違和感が在るほど実直で誠実な人柄です。
それも王刀による毒抜きの成果なのかもしれません。
汽口はその性格から七花が徒手空拳なのを認めません。
しかし七花は絶望的なほど剣を扱う才能がなく。
あっけなくやられてしまいました。
虚刀流を封じられた?七花。
この状況をとがめはどうやって打破するのか。
そんな感じの話でした。
第九話は全体を通しても切迫した感じはありません。
ちょっとした緩衝材の役をしている回なのかも。
汽口のデザインが神がかっているという西尾氏の評価には同意です。
あれは中身と外見がベストマッチしている。
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