失はれる物語
2008.07.02 *Wed
![]() | 失はれる物語 (角川文庫) (2006/06) 乙一 商品詳細を見る |
本で号泣したのは初めてかもしれません。
乙一氏はホラーだけでなく切ないストーリーなど、多彩な作風で知られます。
黒乙一、白乙一などと言われたりします。
本書は白乙一分が大変多いです。
コメディ要素もあったりで、非常に楽しめます。
特に感動したのが「傷」。
映画「KIDS」の原作版ですね。
色々と共感する部分も多く、すぐに引き込まれました。
最後は号泣ですよ。
映画では色々設定とかがいじられているようです。
観ていないんですが、いわゆる食わず嫌いみたいなものです。
原作の印象を大事にしたいので。
乙一氏の登場人物は純粋な人間が多いと思います。
だからこそ、いじめられたり、人との接触を怖がったりするのでしょう。
そこに違和感がないんですね。
友人にも薦めたい一冊です。
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公式プラグインにしてくださったので、スムーズに記事が探せました。ありがとうございます。
いくつか映画化されていますけど、同じくイメージ崩れが怖くて見ていません。
トラックバックさせていただきました。
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2009/08/15(土) 15:22:22 | 粋な提案 [Del]