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夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER
![]() | 夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫) (2000/11) 森 博嗣 商品詳細を見る |
S&Mシリーズ第七弾の作品です。
これは前作の「幻惑の死と使途」と同じ時間軸で起こった事件を描いています。
前作に偶数章がなかったのはそういった意味です。
つまり今回は奇数しょうがないということ。
細かな部分でも楽しめる発想があります。
萌絵の親友の簑沢杜萌の実家での事件が起こります。
なので杜萌視点で多くの部分が描かれています。
長野県警の西畑という刑事の視点も多いです。
いつもは出番の多い犀川と萌絵は広報に退いており、その意味で今作はいままでと趣が異なっています。
ミステリの読み方は色々あると思います。
読み進めながら推理を重ね最終的に意外な結果に裏切られる快感、というのも当然ある。
一方では純粋に展開を楽しみながら読む進める方法もあるでしょう。
他にもキャラ読みとかあるかな。
自分はたいてい推理はしません。
ですが今回は多少先読みしながら読みました。
何故かはわからないですが、これは珍しいです。多少推理しやすい事件だったからかも知れません。
まあ、真相とはほど遠かったんですけど。
充分意外な真相だったと思います。
そろそろS&Mシリーズも終盤に近付いてきました。
次はS&Mシリーズナンバーワンに挙げる声が多いらしいので期待。
「今期終了アニメの評価をしてみないかい?2」
お誘いを受けたので、参加させていただこう思います。
今期で最終回まで見た作品は…………
ひだまりスケッチ×365
コードギアス反逆のルルーシュR2
ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~
の三作品なので、これについて評価してみます。
評価項目は総合評価もあわせると六つになるようです。
他にもベスト~賞の候補も挙げるみたいです。
おもしろそうですね。
では早々にやっちゃいます。
①ひだまりスケッチ×365
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 5
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
ひだまりはストーリーで魅せるというよりも、雰囲気で魅せる部分が大きい作品だと思います。
なので演出の評価が高くなりました。新房監督の腕が光っていた印象です。
オープニングは畑亜貴らしくて楽しい曲でした。
全体を通しても目立って悪い部分もない良作、ということで総合評価は4です。
②コードギアス反逆のルルーシュR2
ストーリー 5
キャラクター性 5
画 5
演出 4
音楽 3
総合的な評価 5
なにより展開の読めないストーリーが最大の魅力だったと思います。
後半が多少駆け足でしたが、最終回で完全に挽回です。
キャラクター性は4にしようか5にしようか迷ったんですが、主要キャラクターは十分魅力的に作りこまれていたので5に。ラウンズの噛ませ犬っぷりとかには目をつぶりました。
作画も崩れなかったですし戦闘でも良く動いていました。
要所要所に組み込まれていた山場も演出としては効果的だったのですが、思わせぶりな引っ張り方(咲夜子が偽ルルーシュをしていた、等など)も多かったので評価は4に。
とはいえ、総合的には非常に満足させてもらった作品です。
③ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~
ストーリー 3
キャラクター性 5
画 5
演出 3
音楽 3
総合的な評価 4
完全にキャラ萌えアニメです。
キャラと作画が崩壊したら終わりなのはスタッフも当然わかっていたのでしょう。この二つに対してはスタッフの気合を見た気がします。
他の要素は良くも悪くも平凡でしょうか。
ラブコメとしては教科書のような王道ですし、そのつもりで見るぶんには充分おもしろいと思われます。
という理由で、総合は4にしました。
そして忘れるところでした、ベスト部門(敬称略)。
ベストキャラクター賞
コードギアス反逆のルルーシュR2
C.C.
これは悩んだ…………。記憶喪失時のギャップにやられたということで。
ベストOP賞
ひだまりスケッチ×365
「?でわっしょい」
頭に残るメロディと歌詞で他を圧倒。
ベストED賞
ひだまりスケッチ×365
「流星レコード」
…………上記三作品の中からあえて選ぶなら。
ベスト声優賞・男性
コードギアス反逆のルルーシュR2 ディートハルト役
中田譲二
ダンディなボイスにメロメロです。
ベスト声優賞・女性
ひだまりスケッチ×365 ひだまり荘大家さん役
沢代みゆき
演技の幅の広さには脱帽。
ふう、終わった…………。
三つだけでも結構時間を食いました。
こういう作業は初めてだったのですが、想像以上に難しかったです。
要素ごとに冷静に評価するのって頭を使いますね。
さて、自分はこんな感じになりましたが、他の人の評価はどうなんでしょうか。
気になるところです。
集計作業は大変でしょうが、頑張ってください!!
楽しみにしてます。
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 25 『Re;』
公式ページよりゼロレクイエム。すべてははルルーシュとスザクの約束の為に。さらばルルーシュ、ゼロ最後の日!?さよならスザク、さらば戦いの日々そして・・・コードギアス最終回!万感の想いを胸に全力で刮目せよ!
とうとう最終回になってしまいました。
はじめに言いたいと思います。
これほど満足感を覚えた最終回は久しぶりでした!!
満足度120%といったところでしょうか。
今までの駆け足展開が気にならなくなるほどでした。
今さらですが、以下ネタばれ(最終回だしね。内容的にも)。
ダモクレス内で対峙するルルーシュとナナリー。
外ではスザクとカレンをはじめとし、最終戦局いたる攻防を繰り広げています。
互いに譲れない信念があるからこその戦いです。
スザクとカレンの戦いは、カレンの勝利で幕を閉じます。
ナナリーはギアスで人の心と尊厳を踏みにじるルルーシュの行為を許す事はできないとし、確固とした生きる意思を見せます。
独り立ちできる程のナナリーの意思を知ったルルーシュ。
ナナリーにギアスをかける決意を固め(この結論に至る思考ルートは最後まで見ないと理解できません)、ナナリーから鍵を手に入れました。
これによりルルーシュはダモクレスを完全に占拠し、戦争に勝利します。
そして二ヵ月後。
力による独裁でルルーシュは世界を統一していました。
ルルーシュの世界統一を祝うパレードの中、先の戦争の反逆者たちは処刑を待つのみです。
そこには鎖につながれたナナリーの姿もあります。
しかしここで物語は急展開を迎えます。
ルルーシュによる独裁を誇示するパレードの先には、なんとゼロの姿が。
ゼロは警護をかわしつつ、ルルーシュの元へ。
ここで回想。
二ヶ月前の戦争以前、ルルーシュとスザクはある約束を交わしていました。
ルルーシュ皇帝は独裁による世界統一を目指す。
そうすれば民衆の怨みはルルーシュという個人に一挙に集中する。
そのルルーシュを亡き者にすれば世界は話し合いというテーブルに着くことが出来る、と。
そしてルルーシュを殺すのはスザクの役目だというのです。
これがルルーシュの考えていた、世界の平和への道筋。
ゼロは生きていたスザクだった訳です。
大衆が見守る中、スザクはルルーシュを殺します。
これからスザクは、個人の幸福を犠牲にしゼロとして世界を平和に導いて欲しいという大衆の、そしてルルーシュの『願い=ギアス』を負うことになります。
万事の事を終えたルルーシュは、真相を理解したナナリーの悲愴な号泣の中で息を引き取って逝きました。
ルルーシュ亡き後の世界は少しずつでも良い方向に向かっていっているようです。
最後の場面はどこかの田舎道。
何処へ向かうのか、荷車らしき物に乗って道を行くC.C.。
C.C.はギアスを授かったルルーシュの運命に思いを馳せ、物語は終わっていきました。
いやー、満足した。
満足しすぎて記事も書き込みすぎました。
それにしても巧い回収の仕方だったと思います。
まさか独裁政治を奨励する終わり方が出来るわけないとは思っていましたが。
ルルーシュを殺す事でギアスやテロ、独裁を否定しつつ、かつルルーシュの信念や生き様を損なわないとは感服しました。
なんだかベタ褒めですね。
最後まで見られてよかったです。
そうそう、最後にオレンジがオレンジ農家をやっていたのには制作陣の愛嬌を感じました(笑。
刀語 第八話『微刀 釵』
![]() | 刀語 第8話 (8) (講談社BOX) (講談社BOX) (2007/08/02) 西尾 維新 商品詳細を見る |
第八話ともなれば、前・中・後の中盤がこれで終わりになると言っていいところです。
ここにいたって七花ととがめはやっと尾張幕府に戻ってきます。
とがめの奇策屋敷は装飾過多の悪趣味屋敷でした。
二人は変体刀の情報を持っていると言われ、否定姫のもとに赴きます。
とがめと否定姫は予想にたがわずめちゃめちゃ仲が悪い様子です。
不要湖に四季崎の工房があったらしいと知らされ、左右田右衛門左衛門の先導で不要湖に向かいます。
そこはからくりの自動殺戮兵器の日和号が闊歩するゴミだまりでした。
しかも日和号=微刀であったので、蒐集方法が難しいところです。
一方のまにわに。
炎刀を探す真庭海亀は右衛門左衛門に立ちはだかられます。
今は『不忍』をかかげる右衛門左衛門は元忍者。
彼は170年前に真庭忍軍に潰された相生忍軍の唯一の生き残りでした。
相生忍術により、海亀は軽く消されます。
噛ませ犬の面目躍如ですかね。
…………いや、使い方間違ってるなこれ。
七花対日和号。
七花は延々と攻撃を繰り出し、日和号に防御させます。
頭と胴体に当ててはいけないという制約つきです。
一見無意味にみえる行為は、とがめの目論見が元にあります。
こう着状態を打破するため、日和号はなんとタケコプターよろしく飛びます。
が、唐突に墜落する日和号。
燃料切れです。
動力源が日光だろうという予測が的を射ていたわけです。
そんなこんなで無事蒐集完了!
ひだまりスケッチ×365 第13話『おかえり…うめ先生』
実家に帰っていたゆのが、ひだまり荘に戻ってきます。
学校を翌日に控えているので、流石に帰ってきたところです。
他の住人は既に帰ってきています。
ゆのと宮古で咲英とヒロの部屋に挨拶に行きますが、PM2:00だというのに二人とも寝ていました。
帰省の影響で生活サイクルが壊れていたのでした。
四人はせっかくだからということで、神社に行く事に。
途中で吉野屋先生の家によります。
お年玉をせびりに来る知人に怯えて恐る恐る出て来る吉野屋。
何だこの大人…………・。
吉野屋先生は即効で晴れ着に着替え、五人で神社に向かいます。
神社でお参りをし、おみくじを引きました。
そして咲英は夏目と遭遇。
夏目の願い事は「今年は素直になれますように」です。
ツンデレの本領発揮といったところか。
ひだまり荘に帰ってから四人はコタツを囲み、みかんを食い続けます。
晴れ着でテンション高い管理人さんに貰ったみかんです。
この時期は確かに蜜柑の消費率激しいですよね。
今回は最終回らしく、寂寥感を持たせた演出になっていました。
部屋に張られたピンナップの数々なんかもそう。
とはいえ衝撃的な事件があるわけでもなく。
終始和やかな雰囲気を維持して終わったひだまりスケッチ。
この作品は、きっとこれでいいハズだ!
「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで
![]() | 「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで (PHP文庫) (2005/12/02) 不明 商品詳細を見る |
100万部を突破しているシリーズ物らしいです。
この種の本にしては驚くべきセールスだと思われます。
文庫ということもあり、かなり手軽に読める内容と分量です。
必要以上に専門的ではないですが、ある程度の情報量は確保されています。
神話関係では、最初に選ぶ本として適当でしょう。
読んでいるうちに「そういえばこんな神もいたなあ」と思うこともしばしば。
新発見もありました。
神話の神はえてして絶倫が多かったりします。
ギリシア神話なんか特にその印象が強いんですが…………。
アテナ紹介のくだりで、ヘイパイストスが見せた変態っぷりには思わず吹いてしまいました。
このシリーズは値段も妥当な価格なので、他も読もうかと思います。
次は第二弾の天使と悪魔にします。
幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
![]() | 幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫) (2000/11) 森 博嗣 商品詳細を見る |
読めばわかりますが、この巻には偶数章が存在しません。
それにはもちろん理由があり、注釈の形で理由には触れられていますが、7巻を読めばさらに完璧に判る様になっています。
今回はイリュージョンがモチーフになっています。
イリュージョンの中で行われる殺人。
イリュージョンのように行われる犯罪。
非常に雰囲気が出ています。
文庫版の解説はかの引田天功ですが、彼女もそのリアリティは評価しているほどです。
森ミステリィの雰囲気は存分に楽しめるはずです。
中身とは関係ないですが、驚いた事が一つ。
作中でwww(ワールドワイドウェブ)に触れる部分がありますが、そこでかなり先見の明がある記述に触れられました。
情報過多による情報の無意味化とか、Blogの登場の予見とか。
1997年刊行なので、たぶんBlogはまだ一般化していないはず。
こういったことで作者の知的レベルの高さを感じてしまいます。
それはともかく。
外れのないシリーズというのはすごいものです。
ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第12話『自由の翼』
起きてから不安になったルイズは実際に試してみます。
恐れていた通りに魔法が使えなくなっており、戸惑いを隠せません。
タバサは助けに来てくれた才人が気になる様子。
ギーシュ他をガン無視なのがむしろ潔いです。
ルイズは魔法が使えなくなったことを才人たちに話、不安な様子を見せます。
それを受けたタバサは、自らが才人を守ると言い放ちました。
タバサの中では才人とルイズの主従関係が逆転しているとしか思えない発言。



タバサを奪還されたジョゼフは、以前から匂わせていた巨人兵器を発動させるようです。
一人でなにやら興奮しております。
コルヴェールたちはオストラント号で秘密兵器っぽいのを輸送しつつ、才人たちの援護に。
才人はタバサに教えてもらいながらこの世界の文字を勉強し、そこそこの成果を見せつつあります。
タバサが言うにはこれもガンダールブの力で、ガンダールブは「身も心も変化する」のだそうです。
ルイズは才人の自分への気持ちが、ガンダールブの力によるまやかしではないかと不安をつのらせます。
ルイズの話が終わらないうちに、一向は国境沿いに辿り着き話はうやむやに。
つり橋によるフラグが立ったところで、例の巨人が襲来します。
ヨルムンガンドって言うらしい。



ヨルムンガンドには誰の攻撃も通用せず、一旦は先に逃げたルイズは戻ってきてしまい、つかまってしまいました。
そこにオストラント号が到着。
才人は気合かなにかでヨルムンガンドをぶったたき、ルイズを救出します。



オストラント号が持ってきた『大いなる矢』は、才人の世界の砲撃武器でした。対空砲?
才人がガンダールブの力で砲撃を行いますが、びくともしません。
こんな時こそディスペルが必要ですが、ルイズは魔法が使えないまま。
悲愴な思いに支配されるルイズにタバサの「なら私が(才人を)貰う」発言。
才人とタバサのキスを目にして、ルイズの何かが吹っ切れたのでしょうか?
魔法が復活したルイズは砲撃と共にディスペルをかけ、ヨルムンガンドを倒す事に成功しました。








戦闘を終えてから才人と向き合って話をしたルイズは、不安が解消されたようです。
経緯はいちゃつきぶりが見るに耐えないので略!
トリステインに戻った才人らはアンリエッタと謁見。
アンリエッタはルイズを自分の姉妹にしたうえ、才人にもシュバリエの位を返しました。
タバサも歓迎されて大団円で終わり!





ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER)
![]() | ファウスト Vol.7 (2008 SUMMER) (7) (講談社MOOK) (講談社MOOK) (2008/08/08) 不明 商品詳細を見る |
Vol.6が刊行されてから二年半。
有り得ないスパンでVol.7が刊行されました(一ヶ月前の話ですけど)。
1800円という値段設定にもめげずに買って読みましたよ。
1200ページ越えを隅から隅まで読む気力は無いので飛ばし読みです。
北山猛邦作品は安定した面白さを維持しています。
成島氏のイラストも、ペルソナにハマッた後だと魅力が倍増。
佐藤友哉の二作品も思った以上にスラスラと読める内容でした。
鏡家サーガは一作品も読んでいませんが、それでも問題ありません。
どうしても小ネタが気になったりキャラ読みをしてしまうのですが、それは作者の思惑通りなのか?
「ほれほれ、お前等どうせこういうのが好きなんだろ!?」という悪意を深読みしてしまいます。
気になったのはオタクネタが古いこと。
二年前に脱稿してるんだから仕方ないけどね!!
のいぢイラストはいつも通り眼福でした。
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 24 『ダモクレス の 空』
公式ページより帝都ペンドラゴンを一瞬で消滅させたフレイア弾。その決戦兵器を大量装備した天空要塞ダモクレスが舞い上がる!そのシュナイゼルの計画が完了すればもはや世界は彼の手に落ちる!ルルーシュとナナリーが、カレンとスザクが虚空の彼方で相対する時、すべては結末に向け加速する!
フレイアにより戦術が限りなく意味を成さなくなりつつある戦場。
ニーナ達が進めていたフレイア攻略のための準備が終わるのを待ち、ルルーシュは蜃気楼で戦場に赴きます。
シュナイゼルは蜃気楼に向かってフレイアを撃ちました。
ニーナがひねり出した槍を使う対応策は、数秒しかない計算とコンマの精度で槍を命中させる技量を必要とするシビアなもの。
にもかかわらず、ルルーシュとスザクはその困難を成し遂げ、ダモクレス潜入を果たします。
戦場で圧倒的な力を見せるカレンはC.C.と対峙。
苦もなくC.C.を倒します。
ダモクレス内では、ジノがルルーシュ達の前に立ちはだかりました。
スザクにその場を任せ、ルルーシュは一人シュナイゼルの下に。
シュナイゼルたちはダモクレスと共にルルーシュたちを亡き者にしようと、既に脱出の準備に取り掛かっていました。
その脱出艇の中、突如としてスクリーンにルルーシュの姿が。
自分の命にすら執着を見せないシュナイゼルは自らの死を受け入れようとします。
その予想に反しその背後に現れたルルーシュは、ギアスをかけてシュナイゼルを従えました。
スクリーン内のルルーシュは、会話内容を予測して事前に撮影されたものでした。
その際、ディートハルトはあっけなく死んでしまいました。
スザクとジノの戦闘はスザクに軍配が上がろうとしていました。
しかしジノの本当の狙いは戦闘の勝利ではなく、カレンを引き入れることにあったため、スザクはカレントの決着をつけることになります。
ルルーシュはフレイヤの発射ボタンを持ったナナリーのもとへ。
ルルーシュと相対したナナリーは、シャルルのギアスを精神で打ち破り、初めて瞳を開きました。
ついに来週で最終回です。
後半が駆け足だった感じは否めませんが、ラストの二回分位は落ち着きを取り戻した模様。
最終回はじっくり見られそうです。
ひだまりスケッチ×365 第12話『みちゃダメ』
いつもなら咲英と一緒にいるヒロが見当たらないのでそのことを聞いてみるが、咲英は「知らない」とすげない返事。
「これは喧嘩をしたのでは?」という二人の懸念は的を射ていました。
昼休みの食堂ではヒロがやけ食い中。
咲英は食堂に入ってきても、ヒロの隣には座らずナツメの隣に。
予想外の展開にナツメはキョドります。
咲英は食事が喉を通らず、残りのサンドイッチをナツメにあげて去っていきました。
やたらと嬉しそうなナツメは本物さんなのかもしれません。
ヒロから喧嘩の原因を聞いたゆのと宮古。
それによると、ヒロと咲英は昨日も一緒にいたのですが、咲英が疲れて眠っていたところに電話が。
ヒロは咲英を起こさないようにと電話に出ましたが、それは咲英の担当さんからでした。
咲英はヒロが勝手に電話に出た事に怒り、そのまま喧嘩に発展したようです。
ゆのと宮古はひだまり荘で咲英の話を聞きます。
咲英は悪いと思いつつも誤れない状態。
宮古が「咲英さんが悪い」と一刀両断したことで、咲英は謝る踏ん切りがつきます。
それから仲直りまでのすばやさといったらもう…………。
お前等結婚しちゃえよ。
7月7日といえば七夕です。
四人はいつの間にか植えられていた笹(管理人が調子に乗って買わされた)の飾り付け。
吉野屋先生と校長も途中から顔を出し、六人で七夕を過ごしました。
ひだまりは、相変わらずほのぼので終わりますね。
咲英とヒロの仲の良さは異常。
ペルソナ3 クリア
ラスト前になると進行が止まるのはいつものことです。
しかし、この後にはフェスが待っているのでいつまでも放置しておけません。
先程やっとクリアしました。
ジンとタカヤは相手にならず。
ほとんどリンチ状態で、プレイしていてかわいそうなほどでした。
ニュクス戦はやたらと長時間かかりました。
コミュニティ分のアルカナシフトしていくのでとにかく時間がかかる。
死神のアルカナになって使い始める「夜の女王」は多少厄介でしたが、大丈夫でした。
あれをやり直すのは流石に辛いですからね(笑。
ラストのイベントバトルではFF7のセフィロス戦を思い出したりしました。
そしてエンディングアニメーションへ。
ラストにして順平の坊主頭が拝めるとは!
いや、そんなことはどうでもいいですね…………。
ラストまで見た感想ですが。
これは完全に「アイギスエンド」ですね。
公式トゥルーエンドがアイギス仕様。
そうとしか思えません。
アイギスと名づけられるだけあって、名前にふさわしい人生観を確立して終わりました。
さて、おいおいフェスをはじめようかと思います。
テレパシー少女 蘭 第12話『蘭と三つ目の涙~髑髏は知っていた~』
公式ページより何者かに襲われ意識を失った蘭が目覚めると、傍らで章平が傷つき横たわっていた。霜月のことを調べている最中、三つ目の絵が描かれた祠を見つけた章平は、そこで霜月の妨害を受けたという。一方、蘭と同じく連れ去られた麗香は、霜月と共にいた。霜月は、部下が間違って麗香を連れてきたと詫びるが・・・。二人の行方を捜す翠たちは、蘭がいると思われるかつて三津埋という村があった場所へと急ぐ!
今回は大部分がシリアスな展開でした。
このアニメのシリアスモードは観るのが正直億劫です。
展開があざとい…………!
セリフが安っぽい…………!
内心で突っ込みながら観てしまうのは、心が捻くれているから?
テレパシーと言いつつ、もはや二人の能力はその枠を明らかに超えています。
秋アニメへの以降を機に、これは観るのをやめようかと思っています。
別に嫌いって訳ではないんですけどね。
他に観るべきものがある気がするので。
ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第11話『アーハンブラの虜』
タバサがアーハンブラ城にいることが判明したので、早速向かいます。
アーハンブラ城には厳重な警備が敷かれていました。
侵入方法は眠り薬の入った酒を飲ませる作戦になったようです。
女性陣が踊り子に扮して注意を引くとか何とか…………。
こんなのばっかりですね。
ついでにこのタイミングでルイズとキュルケが友情を深め合ったようです。





これは…………。
痴女ですね、わかります。



コルベール先生たちはというと、無事に釈放されていました。
アニエスとの関係も妥協点が見つかってきたようです。
こっちは真面目な話なのになあ(笑。



ルイズを気に入った男爵は、ルイズにお酌をさせるように求めました。
眠り薬を飲ませるぐらい軽いということで、ルイズはその要求に従います。
お決まりのように薬をなくしていたルイズ。
そこからは顔芸祭りです(笑。
男爵のロリコンっぷりには恐れ入りました。
才人とテファの助けで無事助かったルイズです。






兵士たちを眠らせた一行の前に現れたのは、エルフのヴィダーシャル卿。
彼のカウンター魔法により、ことごとく攻撃は跳ね返されます。
唯一の対抗手段はルイズのディスペル。
ルイズは才人の剣にディスペルをかけることで、ヴィダーシャル卿のカウンターを無効化します。
テファの仲介もあって、ヴィダーシャル卿はタバサのいる部屋への道を開放しました。
タバサ号泣のシーンは珍しいです。






さて、来週で最終回ですか。
早いもんです。
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 24 『ダモクレス の 空』
フレイヤに巻き込まれて死んだと思われていたナナリーが生きていた!帝都ペンドラゴンを一瞬で消滅させたフレイア弾。その決戦兵器を大量装備した天空要塞ダモクレスが舞い上がる!そのシュナイゼルの計画が完了すればもはや世界は彼の手に落ちる!ルルーシュとナナリーが、カレンとスザクが虚空の彼方で相対する時、すべては結末に向け加速する!
なんだそれ、と言いたくなるのをグッとこらえて今週も視聴です。
これまた生きていた咲夜子によれば、消えたのはダミーの脱出船。
ナナリーはシュナイゼルに助けられた体です。
じゃあ咲夜子はなんで瀕死なんでしょうか?
まあ、色々と大変だったんでしょう。
シュナイゼルは本性を表し始めました。
ルルーシュの独裁政治ぶりで民衆の目をだまくらかして、フレイヤという力による世界の統一を目論んでいました。それを知って反抗したコーネリアも華麗に殺す鬼畜っぷりです。
そしてルルーシュとシュナイゼル陣営の戦争に突入。
劣勢のルルーシュは富士山を噴火させて事態の打破を図ります。
扇が死亡フラグを立てまくっていたので死んだと思いましたが、存外にしぶといです。生きてました。
シュナイゼルはここでフレイヤを使ってきました。
戦局がどう推移していくかが今後の見所ですね。
回を追うごとに怒涛のスピードで展開していってますね。
ストーリー配分を間違ったのかもしれません。
とにかく伏線を回収するのに手一杯といった印象。
その作業も大体終わったようなので、そろそろ作りこんだストーリーになるの…………か?
刀語 第七話『悪刀・鐚』
![]() | 刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX) (2007/07/03) 西尾 維新 商品詳細を見る |
今回は剣士の聖地・鞘走山清涼院護剣寺が戦いの場。
刀大仏も出てきます。
相手は姉の七実。
彼女は陸奥の死霊山から既に悪刀を奪っていました。
その天才性による驚異の戦闘力で他と一線を画する七実。
やはり姉弟対決はアツいものです。
他にも左右田右衛門左衛門などの新キャラが登場。
まにわにのデザインも相変わらず。
人鳥もいいなぁ。
刀語 第六話『双刀・鎚』
![]() | 刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX) (2007/06/05) 西尾 維新 商品詳細を見る |
舞台は蝦夷の踊山。雪の白が視界全てを覆う、極限の寒冷地です。
吹雪の中で行き倒れた七花たちを助けてくれたのは凍空こなゆき。
こなゆきの口から、凍空一族の全滅を聞かされます。
双刀は確かに凍空一族が所有しており、年場もいかないこなゆきはその重要性を聞かされていません。しかし、結局七花はこなゆきと戦い、この旅初の手傷を負います。
その後、真庭狂犬の介入により、再びこなゆきと戦い、勝利を得て蒐集を成し遂げました。
怪力キャラのこなゆきと真庭カワウソが、個人的には好きです。
竹さんのデザインがたまりません。
か、かわいいじゃないか…!
シフトⅢ ―世界はクリアを待っている
![]() | シフト 3―世界はクリアを待っている (3) (電撃文庫 う 1-22) (2008/08/10) うえお 久光 商品詳細を見る |
シフトは数年前からハードカバーで出ていました。
出ていたのは二巻分。
シフトⅡを読んだのは一年以上前です。
Ⅱの終わり方がかなり抽象的なものだったので、続巻が出るかどうかも不確かでした。
出たらいいなあ、という期待を抱いていたところ、文庫でシリーズ化したので飛びつきました。
人物関係や内容を思い出すため、しまっていたハードを引っ張り出しつつ読みました。
高嶋空なんて委員長もいたなあ、とか。
そういえば主人公は赤松って名前だったか、とか。
どのキャラが初見で、どのキャラが既出かの判断に多少難儀しました。
うえお氏は「悪魔のミカタ」がデビュー作品なので、ミステリの文脈に親和的です。
なので、ミステリ的伏線なのか単なる記憶の欠如なのかを確かめておかないと混乱します。
ファンタジーであるシフトにもミステリ色があるのは確かです。
そこも面白いんですけどね。
文体も好みなので、すぐに読了しました。
これは次巻以降も買いです。
ひだまりスケッチ×365 第11話『パンツの怪』
鞄がパンパンですが、イベントなどはなく通常授業のはずです。
昼休み。
ゆのは周囲を気にしながら、立ち入り禁止の階段を登っていきます。
ドアを開けて到着したのは屋上でした。
屋上で弁当を食べるのが秘かに好きだというゆの。
普通の自分がちょっとはみ出せる感じがいいっていう感覚は判る気がします。
屋上の居心地がいいあまりに寝過ごしたゆのは、急いで体育の授業へ。
体育の授業が終わり、ジャージを忘れた事に気付いたゆのは体育館に引き返します。
そこで発見したのはジーパン姿で気絶したヒロ。
予想外の発見に慌てふためきます。
そして場面はひだまり荘へ。
ヒロを発見してからの成り行きを回想する面々。
咲英の予想は、少しサイズの合わないパンツをはこうとして無理なダイエットをした結果、無理が祟って倒れたのだろう、と。
その予想は半分正解でした。
無理にパンツをはこうとしてダイエットをしていたのは間違いなかったようです。
しかし、気絶した直接の原因は、パンツをはこうとして飛び跳ねたときに頭部を天井で強打したから、というものでした。
どんだけ天井低いんだ(笑。
そして今回、ついに203号室の謎が明らかに。
物音を聞きつけ203号室を開くと、そこには大家さんが。
そして大量のダイエット器具も。
昔、203号室にはヒロが住んでいて、大家さんの紹介でダイエット器具のモニターをしていたのだそうで。部屋を移ってからもそのままになっていたのでした。
ちなみに、器具の効果は言わずもがな。
ヒロはそこを隠したかったようです。
…………び、微妙な真相でしたね。
とらドラ!
![]() | とらドラ!1 (2006/03/25) 竹宮 ゆゆこ 商品詳細を見る |
竹宮ゆゆこ著、とらドラ!の一巻を読みました。
どうやらアニメ化するらしいじゃないですか。
しかも今年の秋アニメだからすぐです。
こ れ は、タイムリー。
「わたしたちの田村くん」の方は既に読んでありましたので、こっちも期待してよみました。
思ったとおり、ヒロインが爆裂系ですね。
主人公は目つきが凶悪なだけで、家事が特異な一般的男子の高須竜児。
ヒロインは身長140センチ台かつ強気キャラの逢坂大河です。
なんだか某ツンデレを髣髴とさせる手乗りタイガー。
そんな事を思っていたら、案の定、声優は釘宮さんですかそうですか。
ファンタジー的要素は皆無です。
皆無ですが、小ネタや文脈が魅力あるので楽しく読めます。
ボーイミーツガールものとしては充分な強度がある作品だと思います。
なので二巻以降も、おいおい読もうと思っております。
一巻で気になったのはインコの寝顔ですね。
どんだけキモイんでしょうか。
アニメに期待。
別冊 図書館戦争Ⅰ
![]() | 別冊図書館戦争 1 (1) (2008/04) 有川 浩 商品詳細を見る |
図書館戦争シリーズのスピンアウトとして出された別冊シリーズは、アニメ化にあわせて大人の事情で書かれたようです。
スピンアウトと銘打っていますが、本編の事後ストーリーなので続き物として読むのがいいでしょう。
帯でも大々的に「ベタ甘注意!」と掲げられているだけあって、これでもかというほどに甘甘展開です。
全部で五話分を収録してあります。
それぞれに日常的な事件を織り交ぜつつ、郁と堂上のバカップルを見せつけられます。
読んでいるこっちが身もだえしそうな展開が待っているので、公衆の面前では読めそうにありません(笑。
二人が付き合いだして一年間のストーリーとなっており、その間に色々な階段を上っております。
すごいのは、ただのラブコメ仕様ではないという点。
事件の部分では日頃のニュースで取り上げられるような社会問題を扱い、読者に示唆的な話を通じて考える機会を与えてくれています。
そういった部分にも目を向けて読むとさらに良い読書体験になると思います。
別冊シリーズは二巻まで出ているようで、二巻が出たのは最近のようですね。
次でラストっぽいですが、好きなシリーズが終わるのはちょっと残念でもあります。
図書館革命
![]() | 図書館革命 (2007/11) 有川 浩 商品詳細を見る |
とうとう手元にやってきました図書館革命!
貸し出しの予約をしてからどれだけ経ったんだ…………?
おそらく四ヶ月ぐらいは前なのではないでしょうか。
かなり待たされましたが、やっと『図書館戦争』シリーズ最終巻を読めました。
ネタばれ注意。
冒頭でテロによる原子力発電所の襲撃事件が起こります。
それが作家・当麻蔵人の小説の内容と非常に告示している事が明らかになります。
良化法賛成派はこれを奇貨として、対テロ特措法成立を利用し、検閲権をさらに拡大させていこうとします。作家その他の表現者を創作活動段階で取り締まる事は、ただでさえ危うい境界を渡っていた「事後の検閲」を明らかに逸脱したものであるにもかかわらず。
しかし、これは反対派にとっても同様に、状況を転換させる好機でもありました。
図書隊は当麻氏を保護し、「最初の事例」を出さないために奮闘します。
当麻側は行政裁判を起こしていましたが、それは実質的な敗訴に。
それを受けてタスクフォースは当麻氏を亡命させる手段に打って出ました。
民主国家からの作家の亡命は、国際的視点の導入にも繋がります。
良化隊は当然それを阻止しようと躍起になる場面です。
情報が漏れていたため、亡命先の大使館にはことごとく良化隊が先回りをしており、彼らから逃げる道程で堂上が負傷。
当麻氏を連れ、郁一人で関西の領事館に向かう事にします。
堂上と別れる時、郁は感情が高ぶり、堂上に告白(「帰ってきたら(略)好きって言いますから!」ってほとんど告白じゃね?)してしまいます。
色々な人からの助けを得ながら、郁は当麻氏の亡命を成功させました。
事後処理が終わってからも郁は堂上と会う踏ん切りがつきませんでしたが、流石に顔を出さないわけにも行かず、同上の見舞いに行きます。
で、もちろんハッピーエンドが待っているわけで。
エピローグでの色々すっ飛ばされた末の展開には驚きましたが(笑。
待たされただけあって、読み始めたら一気に読了してしまいました。
このシリーズは組織間の思惑やら訴訟関係やらと、頭を使う必要もしばしばあります。
作者がよく勉強している事もわかるし、きっと頭がいいんだろうなあ、という想像も比較的容易に出来るというものです。
それだけでなくベタ甘展開も心得ていらっしゃるので読んでいて飽きません。
付き合う前から郁と堂上はバカップル臭がしているので、付き合いだしたらどんなになってしまうのかと一人ニヤニヤしていました。
それは「別冊 図書館戦争」シリーズで補完されるとの事で。
既に一巻は手元にあるので目下読んでいるところです。
ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第10話『国境の峠』
そこに才人一行がやってきます。
才人たちはひとまず妖精亭にかくまってもらいます。



妖精亭における今後の方針の会議。
コルベール先生発案の陽動作戦を行うことにします。
越境組みとおとり組み(オストラント号奪還組み)に分かれます。
越境組みは旅の一座に変装。
旅の一座だからって移動中までその服装ではないと思うんですが…………。
あ、そういう突っ込みは駄目ですか、そうですか。






ジョゼフはというと、怪しげな魔獣的な何かを目覚めさせる研究をしていたようです。
一つ目の巨人?
バックベアード様じゃないよね。



越境組みには何事もなかったので割愛。
おとり組みは色仕掛けと魔法で容易にオストラント号を奪還。
警備兵の使えなさは、大いに問題ありだと。
大丈夫なのかトリステイン!



限界まで惹き付けてから、おとり組みは降伏します。
追っ手の中にはアニエスもいるわけで、コルベール先生と因縁の再会です。
そしてアニエスの顔芸。





来週は無事にガリア入りした越境組みのストーリーですかね。
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 22 『皇帝 ルルーシュ』
公式ページより世界は変貌を遂げようとしていた。超合集国とブリタニア帝国。二極化した力の激突は避けられないのか?それとも…。多くの人間の運命が変転し絡み合い新たな物語を紡ぎ、いよいよクライマックスへと突入する!!
ブリタニア皇帝の座に就いたルルーシュは次々と変革を行っていきます。
その一つにナンバーズの解放もありました。
ルルーシュの目的は世界の統一にあります。
シュナイゼルの存在もあるため、ブリタニア皇帝になったといえども余裕はありません。
ラウンズなどは反旗を翻しますが、スザクに圧倒され相手になっていません。
ワンは相手の動きを先読みするギアスを発動させますが、スザクはその先読みさえも凌駕する動きを見せます。
ことごとく殲滅され、ジノだけが機体損傷のみで生き残ります。
ルルーシュはブリタニアも超合衆国へ参加することを表明。
各国代表による決議の場をアッシュフォード学園に指定しました。
そこにやってきたルルーシュと久々に対面するカレン。
カレンはルルーシュの真意、自らに対する気持ちを正しますが、ルルーシュは口を開きません。
カレンは別れの意味をこめたキスを最後に残しました。
その会議の場。
超合衆国は投票権を人口比で振り分けています。
そのため、ブリタニアが参加することは過半数の投票権を得ることを意味します。
ルルーシュには、ブリタニアを分割するか投票権をその人口の20%に下げさせるか、そのどちらかを飲ませようとします。
しかしルルーシュはスザクのランスロットを使い、代表を人質にします。
さらに、それと同時にブリタニア軍が日本の領海に進行を開始。
ルルーシュは自らをおとりにしていたということです。
その行動より、ルルーシュの目的が独裁政治だと判断されました。
計画を進めるルルーシュの下に、緊急入電が。
帝都ペンドラゴンにフレイヤが投下されたとのものでした。
その上空には天空要塞・ダモクレス。
ダモクレスを擁するシュナイゼルはフレイヤ弾頭を全て保有していました。
さらに、シュナイゼルの隣には死んだと思われていたナナリーが。
ナナリーは、己の事をルルーシュたちの敵であると宣言しました。
そろそろクライマックスが近付き、ストーリー進行のあわただしさが増してきています。
ラウンズがもはや単なる噛ませ犬に成り下がっています。
ルルーシュのお株を奪うシュナイゼルのセリフには痺れました。
ですが!
ナナリーが生きてるのは…………どうよ?
なんであの描写をしたにも関わらず、生きてるんですか?
しかも、次週予告を見るかぎりでは咲夜子も生きてるし。
それちょっと反則。
テレパシー少女 蘭 第12話『蘭と三つ目の涙~髑髏は知っていた~』
公式ページより凛の同級生、菅野麗香から兄を探して欲しいと頼まれた蘭たち。麗香の兄、章平は、新聞記者をしており、3日前に取材に行ったきり、連絡が取れなくなっているという。蘭と翠と留衣、そして凛の4人で章平の部屋で手がかりをみつけようと調べていると、白帆町という土地の情報と、その町で起こった事件の切り抜きが見つかる。章平はこの町を調べていて行方不明になったとふんだ蘭たちは、早速白帆町に向かう。
白帆町で二手に分かれて情報収集を始める一行。
蘭と翠は、件の事件の当事者たる人物のところに潜入を試みます。
警備に捕らえられそうになりますが、そこに屋敷のある主である張本人が。
翠は章平の事を知らないかを食い下がって聞きますが、軽くあしらわれ返されました。
しかし、玄関先で麗香をみるやいなや、様子を変えて引っ込む主。
蘭と翠は不信がります。
結局二人は有力な手がかりを得られず。
凛たちも三つ目人間の怪しげな噂しか得られませんでした。
その夜、喉が渇いて起きた麗香は自動販売機に飲み物を買いに行きます。
そこで突如として、麗香はさらわれてしまいました。
麗香がいないことに気づき探しに行った蘭も同様にさらわれます。
さらったのは昼間に会った屋敷の主の爺さんでした。
ここで来週に続く。
麗香の声優は大原さやかさん。
「あらあらまあまあ」とか言い出すんではないか、と有り得ないことを考えてしまいました。
新登場人物の名前や地名は恥ずかしながら覚えていません。
片手間で見ていた弊害です。
この作品、真面目なミステリ調を匂わせようとすると、とたんに平凡になるようです。
この先の展開にはあまり興味が惹かれません。
むしろ要所で挟まれる笑いの方がポイント高いので。
ひだまりスケッチ×365 第10話 6月8日『まーるニンジン』
その日の学校は午前中で終わると母に告げ、ゆのは学校に行きます。
学校では授業で粘土を使い立体製作。
靴をそっくりに作るコンセプトで。
ゆのは高校のローファーを作る事にします。
隣の二人は小学校の上履きをもってきたにもかかわらず、ゆのの靴よりサイズが大きく…………。
ゆのショック。



宮古は誕生日に親に買ってもらったスケート靴をもってきますが、自分で立たないのであきらめます。
隣の男子に靴を借りますが、唐突に匂いを嗅ごうとします。
曰く「臭そうなものってつい嗅いでみたくなっちゃうんだよね」。
今度は男子がショック。
作業を進める途中でゆのは眠くなってきてしまったようです。
小人が手伝ってくれないかな、などと妄想します。
着色の段階に入ってウトウトし始めました。
その合間に宮古がいたずらしますが、あやまって絵の具を粘土にこぼします。
そして証拠隠滅。
ゆのは妄想が現実になったような錯覚を覚えました。




学校から帰ってきたゆのと宮古。
作った粘土作品を使い、咲英にいたずらをしたりします。
そんな事をしていると、ゆのの携帯にメールが。
なんと両親が横浜に出てきたついでに訪ねてきていました。
両親は年甲斐もなくメリーゴーランドに乗ったりしてはしゃいだらしく、「一緒じゃなくて良かった」というゆのの感想は至極妥当なところ。



父はゆのの部屋で男性のモノらしき髪の毛を発見。
咲英の髪ですが、本人の見た目もボーイッシュなのでさらに勘違い。
勘違いが解けた後も双方緊張しているので、カチコチでした。
母親がきんぴらを作るために台所に立つと、ゆのと父親の空気は若干微妙に。
父と娘の微妙な気恥ずかしさってあるんでしょうね。
両親は帰り際に、家で見つけてきた昔の写真をおいていきました。






ゆのは母親のきんぴらをひだまり荘の住人と一緒に食べますが、何故かにんじんは輪切り。
ゆのは当然だと思っていたので、特異な切り方だと知ってショックだったようです。
こういう我が家ルールってありますね。
両親は、ゆのがいい人達に囲まれて生活していると知って一安心。
一人を除いて…………。
その一人は↓の人だったのでした。



刀語 第五話 賊刀・鎧
![]() | 刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (2007/05/08) 西尾 維新 商品詳細を見る |
七花ととがめは、薩摩は濁音港にやってきています。
今回の蒐集目的は賊刀・鎧。
名前の通りの巨大な鎧です。
刀の癖に鎧とはこれいかに、といった感じですが一応の説明はなされています。
相手は七尺以上の巨体を有する校倉必。
いままで全く手傷を負っていない七花と鉄壁の防御力を誇る必の対決となります。
もちろん今回も真庭忍軍は登場します。
真庭鳳凰という大層な名前だけあって、こいつは単なる噛ませ犬じゃなかった!
そろそろ真庭忍軍もその汚名を返上するんでしょうか。
さらに第三の勢力である否定姫なる人物も影をちらつかせ始めました。
五巻目にして、段々と新たな展開を迎え始めた刀語。
六巻は早めに読めそうな予感です。
ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第9話『タバサの妹』
オンディーヌ騎士団はガリアの関与を明らかにするための証拠探しをしていました。
そこに突如として女の子が空から降ってきます。
彼女は自分をタバサの妹のイルククゥと名乗りました。
そしてタバサが捕えられた事を明かし、彼女を助け出して欲しいと頼んできます。






一旦詳しい話を聞く事にした才人たち。
事情を聞いた才人は一刻も早く助けに行こうとしますが、他のメンバーはイルククゥがタバサの妹であるという点に懐疑的です。
イルククゥは自分が妹であると証明するため、証人を連れてくると飛び出していきました。
即座に彼女を追いかけると、そこにシルフィードがやってきました。
シルフィードによりイルククゥの話が真実であったと確かめられます。
才人らはガリアに行くため、アンリエッタの許可を貰いに行くことになりました。



その頃ガリアでは、王のジョゼフがエルフの青年となにやら密会。
ジョゼフはエルフの要求に対し、永遠に自分に仕えるように取引をしたようです。
タバサの処遇は母と同じ毒を飲ませるという方針に決定し、その準備が始まります。
才人たちはアンリエッタにタバサの救出を申し出ていましたが、それは許されませんでした。
ガリアとの敵対を避けるためです。
才人はシュバリエをやめる事でタバサを助けに行こうとしますが、アンリエッタは才人たちを牢に捕えて、行かせようとはしませんでした。



イルククゥの報告により、待機していたメンバーにも才人たちが逮捕された事が伝わっていました。
ルイズはアンリエッタに才人との関係を問いただします。
これは結構な修羅場?
結局ルイズも貴族の位を捨て、幽閉されてしまいます。
才人はルイズの心意気に感動しますが、幽閉されている事実は変わりません。



タバサはアーハンブラ城に幽閉されていました。
エルフの青年の名前はビダーシャルって名前らしい。
毒薬が出来るまで監視つきの幽閉です。



才人たちのところにはキュルケとコルベール先生が助けに来ました。
脱出した後、イルククゥは何故才人たちが逮捕されていると知る事ができたのかを尋ねられますが、口ごもります。最終的にはイルククゥは自分の正体を明かしました。
イルククゥ=シルフィードだったのは言うまでもなく。



来週はガリアに行くのかな?
困った…………
P3は一月いっぱいでラストなんですね。
ゲーム内のカレンダーには二月以降もあったので、てっきり一年スパンだと思い込んでいました。
コミュのコンプは余裕だと思っていましたが、一転してコンプは不可能に。
これはどうしたもんだか…………。
もはやシナリオを見るためだけの手段をとるしかない。
月初めにセーブをして、見たいシナリオを見たらリターンする荒業。
それでもラストまで見られないコミュがあるのは間違いないんだよなあ。
女帝のコミュなんてまだ発生すらさせていないので。
でも二週目をする気力はないです。
もしかしたらいつか気が向いて二週目をプレイする事もあるかもしれません。
それは当分先のことになるんでしょう、きっと。
そろそろ山場
四月から進めているので、四分の三が終わろうとしている計算です。
自分としてはかなり速いペースでプレイしてきたので、イベントも一気に消化した印象があります。
基本的にはシリアスなシナリオなんですが、要所要所の細かいイベントがコミカルです。
修学旅行の温泉イベントなんかもう…………。
クールなはずの真田がキョドっていたのがツボでした。
タルタロスの攻略は相変わらずたるいですが、つまらないわけでもない。
一日だけ使って一気に登り詰める事など頻繁です。
そうすると日常パートがとんとん拍子に進んで気分が良いのです。
大部分のコミュレベルも高くなってきたので、生み出すペルソナも一気に成長します。
それもまた、はまる要素なんでしょう。
そんなわけで物語の展開は、いよいよ大詰めの感が出てきています。
エンディングまで一気に駆け抜けたいところですが、タルタロスが阻みますね。
タルいからタルタロスなのか…………?
いやいや、まさか。