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This Archive : 2008年06月

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 12 『ラブ アタック !』

2008.06.30 *Mon

中華連邦から学園に戻ったルルーシュは愕然としていた。留守中のフォローを任せた咲世子の行動が思わぬ波紋を巻き起こしていたのだ…。そんな最中、留年中だったミレイはついに卒業を決意!その記念イベントとして「キューピットの日」の開催を宣言する。会長権限による強制カップル成立権を賭けた熾烈な戦いが始まった!!

公式サイトより

先週の予告から、やり放題の匂いが漂っていた今回。
実際に観てみても、コメディ回という印象は変わりませんでしたが……。
かといって、飛ばしていい回では全くもってありませんでした。
むしろストーリーが大きく転換するほどの、大事なフラグが立ちまくりです。

咲夜子の天然が問題の発端。
シャーリーとキスしただけでは飽き足らず、108人の女とデートの約束まで。
煩悩の数とは、プレイボーイにも程があります。
ロロはロロで妬いてるし。

会長の卒業イベント「キューピッドの日」でも咲夜子はやり放題。
動きが人間のものじゃなかったですからね。
しかもアーニャがナイトメアまで駆り出して来て、事態は混迷を極めます。
結局はシャーリーとルルのカップル成立で丸く収まりやがりました。
会長は婚約解消してお天気お姉さんに。
いきなりでしたが、似合ってたので問題ないです。

そんなストーリーの裏では状況を大きく動かすであろう事態が着々と進んでいました。
消息を絶っていたコーネリアスが研究施設にやってきたり。
ナナリーとカレンが面会していたり。
ジェレミア卿がトウキョウ租界に現れたり。
しかも!オレンジはギアスを解除する能力を手に入れていた!
極め付けには、シャーリーに掛けられていたギアスが解除されてしまったのでした。

これは鬱展開でしょうか?
ハラハラです。
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今日の記事は…

2008.06.29 *Sun
昨日からネットが使えない状況が続いています。そしてコードギアスもまだ観られていません…。ですので、ギアスに関する記事は明日以降に書きます。これを更新するのか、新規に記事を書くのかは未定。こんな適当で、なんだか申し訳ないです。
| 日記 |

灼眼のシャナS2

2008.06.28 *Sat
今日は初めて携帯からの投稿です。なので記事は短くなりそうです。あしからず。           今回はシャナの短編第二弾。三番目の「ゾートロープ」は漫画とのコラボにもなってました。      

前々から感じていたんですが、シャナは読むのが作業になりやすいです。
設定が細かく、使う言葉も一般的ではありません。
しかも三人称なので感情移入がしづらい。小難しい言い回しもそれを助長しています。
それも嫌いではないんですが、終始それではなく使い分ければさらによくなる気がします。
例えば戦闘の時だけ、とかね。

とまあ、偉そうな事を言いつつも結局読むのです。
もう完結しそうだし。
ここまできたらね、意地です意地。
灼眼のシャナS 2 (2) (電撃文庫 た 14-22)灼眼のシャナS 2 (2) (電撃文庫 た 14-22)
(2008/06/10)
高橋 弥七郎

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図書館戦争 状況一二 「図書館ハ誰ガタメニ」

2008.06.27 *Fri
これで最終回の図書館戦争。
もう終わりか、という印象です。

前回の戦闘で負傷した堂上と玄田は入院。
堂上は一時的なショックで失認証(?)になります。
郁は堂上の見舞いのため、毎日病院に通うように。

一方、先の戦闘で良化隊に負傷者が出た事がきっかけで、世間では反図書隊の風潮が流れるように。憤りを隠せない面々です。
稲峰は茨城図書隊の状態を見過ごしていた責任を採って辞任。
トップが責任を取ることで、世論を沈静化させる意味もあります。

そんな折、マスコミは郁が病院通いをしている事をかぎつけ、インタビューを強行。
それに対して、郁は感情的にならずに対応できたらしい。
タスクフォースは、郁が言いたいことを言ってくれてすっきりした様です。
そして、とうとう稲峰は辞任していきました。

ラストでは病室で郁が堂上に告白。
堂上も症状が治って、めでたしめでたし……。
tosyo12.jpg


感想ですが、正直言って詰め込みすぎ。
ラストにもっていくためにかなり駆け足になっていました。
各場面の描写も薄っぺらくなってしまった印象です。
玄田の扱いが軽かったのが切なかった……。
テレビの専門家の意見はいくらなんでも適当すぎ(笑。

原作を読んでしまったのがいけないのでしょうか?
まだ4巻は未読なんですが、色々飛ばされていそうです。
飛ばすのはいいんですが、それならそれで、もっと上手く構成できそうだなと思いました。
素人意見ですけどね。
でも概ね楽しめたのでよかったです。

死にぞこないの青

2008.06.26 *Thu
死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)
(2001/10)
乙一

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結構、昔に読んだ本です。
では何故今さら出してきたかといえば、映画化されると知ったからです。
今日。つい先程。
乙一氏の作品はどんどん映画化されますね。
観たことがあるのは、「暗いところで待ち合わせ」だけです。

ストーリーは大筋でなら覚えています。
主人公の小学生が、ちょっとした誤解で新任教師に嫌われてしまいます。
そこから主人公は先生にいじめられるようになり、そこにクラスメイトも加わります。
孤立していく主人公の前に、突然全身真っ青で傷だらけの「青」が現れます。
そこからのストーリーがどう発展していくか、といった内容です。

学校という特殊な空間で孤立する恐ろしさが際立つ作品です。
結末にもドキドキさせられました。
たまには実写の映画も観ようかな、と思います。

懐かしいものが……

2008.06.25 *Wed

幼い頃は戦隊シリーズはちゃんと観ていました。
男の子ならやっぱり押さえてましたよね。
自分が一番熱心だったのはダイレンジャーとかジュウレンジャー辺りだったはず。
ダイレンジャーは特にかっこいいなぁ、と思っていた気がします。
年代がばれちゃうな、これ。

今見返してみると、昔って変身前と変身後の中の人が同じだったようです。
昔の役者さんって大変ですね。
この人たち、動きのキレが半端じゃないんですもん。
今観てもかっこいい……。
ファッションセンスは、まあ、当時のモノです。

今の戦隊シリーズはイケメンばっかりですね。
アイドルの出世ルートの一つになってきているのでしょうか。
ちょっと大人の事情は挟んでほしくないなぁ(笑。

封印再度 WHO INSIDE

2008.06.24 *Tue
封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)
(2000/03)
森 博嗣

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久しぶりの森ミステリ。
S&Mシリーズ五冊目です。
画像には帯までありますね。何故だろう。

毎回密室の謎があるS&Mシリーズですが、読みどころは他にもあります。
まず犀川教授と萌絵が魅力的です。
つまりキャラクター小説としても読める。
当然、純粋なミステリとしても。
さらに封印再度はもう一つ興味深い謎があります。
鍵の入った壷と鍵箱のセット。当然鍵は壷の入り口より大きいです。
壷に入った鍵をどう取り出すのか?
解答も意外性が刺激的でした。

今回の犀川教授は災難(?)だったかもしれません。
それがまたキャラクターの魅力を引き立ててるんだと思いますけどね。

完訳 ギリシア・ローマ神話(下)

2008.06.23 *Mon
完訳 ギリシア・ローマ神話〈下〉 (角川文庫)完訳 ギリシア・ローマ神話〈下〉 (角川文庫)
(2004/05)
トマス ブルフィンチ

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結構前に上巻を読んだ記憶があります。
下巻は上巻と比べると分量が少なめで、これぐらいの方が読む分には疲れません。

下巻はトロイア戦争がメインでした。
世界史で勉強したはずなんですが、殆ど覚えていません。
神話形式で知識を補完したことになります。
神話上ではパリスの審判がトロイア戦争のきっかけだったんですね。
ヘラのわがままっぷりはすさまじいものがあります。
神様って単なる災いの種なのでは?と思わずにいられません。

他にはアジアの神話や北欧神話にも触れてありました。
北欧神話は異様にかっこいいです。
日本のRPGは北欧神話ネタが多いですね。
今度は北欧神話に重点が置かれた本を読んでみたい。

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 11 『想い の 力』

2008.06.22 *Sun

中華連邦の象徴である天子奪ったゼロと黒の騎士団であったが、予想を遥かに凌駕する戦闘能力を持った星刻、そしてブリタニア参戦により天帝八十八陵への篭城を余儀なくされていた。孤立無援の戦は徐々に、だが確実に騎士団を追い詰めていく。さらに大宦官は天子諸共、クーデターを起こした星刻抹殺も目論んでいた。果たしてゼロはこの窮地に如何なる秘策で挑むのか!!

公式ホームページより

先週から気になっていた学園にいたルルーシュは咲世子だった!
あの変身セットは何なんでしょう?
あんな技術反則です。

それはそうと。
天帝八十八陵での篭城戦を強いられた黒の騎士団。
大宦官達は天子を殺すつもりで攻撃を仕掛けます。
天子を救う事が目的のシンクーは大宦官達と再び対立します。
大宦官はブリタニアの助力を受け、黒の騎士団とクーデター組織を一網打尽にする魂胆でした。
我慢できずに船の外に出てしまった天子を守り、シンクーは追い詰められます。

絶体絶命ですがここで新型ナイトメアの登場です。
ルル専用のフレームはその名も蜃気楼。
ルルーシュが戦略なしで出てくるわけもありませんでした。
国民の反感を買うであろう大宦官とのやり取りを中華連邦に流し、各地での決起を誘発させました。
(大宦官の台詞は素晴らしい悪役でした。最近では珍しいわかりやすさでしたよ)
もともと計画されていた反乱を事前に知っていたんですね。
それによりブリタニアも撤退。大宦官は噛ませ犬らしくお逝きになられました。

その後の展開が何故かコミカルでしたね。
ルルーシュのシスコンっぷりはもはや神の領域です。
ああ、自分でも何を言ってるか良くわかりません。
とりあえずディートハルトさんは不満そうでした。これもフラグかもしれないですな。
学園では咲世子がやらかしたし。
ラウンズがいきなり転校してきてたし。
うむ、カオスの予感。
次回予告も空気を読んでいませんでしたからね。
いや、むしろ読んだのかな? あれは(笑。

テレパシー少女 蘭 第1話 『蘭、テレパシー!』

2008.06.21 *Sat
何気なくテレビチャンネルを回していたら新番組を発見。
確か先週までは電脳コイルをやっていたNHK教育テレビ。
なんだか学園モノっぽいのになっていたので、とりあえず観てみる。

題名はテレパシー少女蘭。
非常にわかりやすいですね。
雰囲気は全体的にさわやかでした。
ヒロインの蘭は中学1年になったばかりで元気少女で、ちゃっかり幼馴染の男の子がいました。
家庭は絵にいたような和やか家族だし。

新しい生活を楽しむ蘭ですが、異変は少しずつ忍び寄ってきます。
街では不可解な事件が多発し始めます。
それと同時に蘭には謎の声が聞こえるように。
そして謎の転校生の登場。
うむ、王道パターンの導入でした。
でも嫌いじゃないです。
個人的にはお母さんがキャラ的にグッドです。

終了後、ネットをチェックしてみました。
原作はあさのあつこさんでしたよ。「バッテリー」の原作者ですね。読んでないけど。
声優陣もなかなか豪華で。
蘭は加藤英美里(かがみんですよ、かがみん)。
関智一とか植田佳奈も出てます。

ということで、今後も観てみようと思います。

図書館戦争 状況一一 「死闘!茨城県展警備」

2008.06.20 *Fri
先週から続き、茨城県展警備任務の本番です。
良化隊の検閲は今回に限り展示会開催までの一回にだけ。
手塚慧の情報と通達からそれが確定され、当日に向けての作戦も決められます。
警備のための準備でバリケードなども設置していきます。
小牧が買出しに行った先で良化隊の隊員と偶然であったり。
郁は初の実践に向けて堂上と言葉を交わしたり。
県展に向けての経過が描かれ、場面は当日に。
tosyo111.jpgtosyo112.jpg


県展の最優秀作品にプライドを傷つけられたと感じている良化隊。
その攻撃は苛烈を極めました。
tosyo113.jpgtosyo114.jpg
もはやゾンビのように描かれる良化隊。
それでもなんとか攻撃をしのぎきります。
しかし、そのあとが急展開。

残っていた良化隊(?)から作品を守り、玄田が撃たれてしまい。
さらに血迷ってパンフレットを燃やそうとした茨城図書館長を止めに入った堂上も撃たれ、しかも火にまかれてしまうという事態に。
かなりシリアスに終わりました。
tosyo115.jpg

今回は原作から展開を変えてきましたね。
原作では小牧と良化隊員のうんぬんはなかったし、堂上が館長を止めに入ったりもしませんでした。
つまりラストは変えるって事ですかね?

ぬっこぬこ

2008.06.19 *Thu
ぬっこぬこです。
癒されます。
動物が好きな人。
家で飼えない人。
金銭的に無理な人。
体質的に無理な人。
何故かぬこに嫌われる人。
むしろ天敵と認識されているとしか思えない人。
などなど。
誰であっても癒してもらえます。

ファウスト vol.5

2008.06.18 *Wed
ファウスト vol.5 (講談社MOOK)ファウスト vol.5 (講談社MOOK)
(2005/05/17)
不明

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巻を重ねるごとに分厚くなっていくファウスト。
vol.5は定価が1500ですよ。
vol.1の二倍ですか?

vol.5は上遠野特集と竜騎士07特集です。
両者とも好きな作家さんなのでツボでした。
上遠野氏はブギーポップシリーズがとても有名ですね。
竜騎士07氏はひぐらし。

ブギーポップシリーズはなんだかんだでずっと読んでます。
「笑わない」を読んだ時は、新感覚な面白さの虜でした。
今思えばセカイ系の先駆だったんですな。
ファウストvol.5でもその世界観は踏襲されています。
緒方イラスト以外で読んだのは初です。
そういえば、最近の緒方絵が萌絵化している気がします。
気のせいでしょうか。

竜騎士07氏はほとんど本を読まないらしいです。
これには驚き。
もっぱらゲームの文脈で生きてきたのだそうで。
そんな人がひぐらしほどのクオリティの作品を作ったとは。
ゲーム業界もそれだけ成熟したって事かなー。
まあ3年前の雑誌だから少し古い話なんですけど。

つい出来心で……

2008.06.17 *Tue
先日買い物に行って本を購入してきたんですが……。
またもや本を買ってしまいました。
ついね。
財布見たら買えちゃったからね。
では、購入リスト。

封印再度 WHO INSIDE
鉄鼠の檻

この二冊です。
鉄鼠の檻は1300ページ越えです。
京極堂シリーズはどんどん分厚くなってきますなぁ。
これで積み小説が増えました。

クレィドゥ・ザ・スカイ

2008.06.16 *Mon
クレィドゥ・ザ・スカイ (中公文庫 も 25-7)クレィドゥ・ザ・スカイ (中公文庫 も 25-7)
(2008/04)
森 博嗣

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スカイ・クロラシリーズ第五巻。
時系列順で行けば四巻に当たります。

前巻までで『キルドレ』や世界背景がだいぶわかってきました。
かなりの大規模戦闘が行われた後、負傷したパイロットはどうなっていくのか。
そういった面だけでも充分読み応えがある。

森先生のクールでいて純粋な文体・造形は大変好みです。
スタイリッシュとでも言いましょうか……。
違和感なくスッと入ってくる文章は、読んでいて気分がいいです。

それはそれとして。
永遠に大人にならない子供『キルドレ』には共感を覚えることも多く……。
そのキルドレが行き着く先には考えさせられます。
そして押井守氏の解説を読んで、それはさらに明確になりました。

ああ、映画が早く観たい!

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 10 『神虎 輝く 刻』

2008.06.15 *Sun

ブリタニアと大宦官。困窮する中華連邦の臣民達。蒼天はすでに死した如く中華連邦は混迷する。そして戦場もまた…。敵味方が入り乱れ、戦局が寸刻で逆転する大混乱の最中、数々のテストパイロットを再起不能にした脅威のナイトメア「神虎」がついに牙を剥く!その餌食となるのは!?

公式ホームページより

ルルーシュは首尾よく天子を連れ去る事に成功します。
ルルはシンクーのクーデターを事前に察知していたようです。
というか、ルルーシュも同じ事を考えていたらしい。
準備をする段階で、何者かが同じ手段を使おうとしている事に気づいたのだそうです。
天子は客観的には「外に行ってみたい」という希望が果たせたことになります。
しかし、シンクーとしては天子を奪われたに過ぎないわけですね。

ルルーシュは天子が苦手なようです。
子供が苦手なのか、天子の様な種類の人間が苦手なのか。
おそらく両方でしょう。

一旦ラウンズの動向も映されました。
アーニャがルルの幼い頃の写真を所持していたのは何の伏線になるのか。
気になるところです。

黒の騎士団が行く先にはシンクーが待ち構えていました。
シンクーが駆るのは可翔型ナイトメア「神虎」。
化物スペックを駆使して騎士団を追い詰めるシンクー。
背後からは中華連邦の軍団が迫ります。
カレンも応戦しますが如何せん紅蓮の状態が悪く、つかまってしまいます。
捕虜になったカレンを助けるべく、騎士団は進路を反転して応戦します。
(ディートハルトの撤退進言は却下です。言ってる事まともなんですけどね。カレンファンを敵に回す発言ではある。)
「戦術と戦略の違いを見せてやる」とはルルーシュの発言。
で、シンクーの戦略に思いっきりはまりました(爆。
最終的に逃げ込んだのは、えーと何処だこれ。
まあいいや。
ラウンズまで出張ってきて、さあどうなる!?

ラスト間際、何故か学園にルルーシュの姿が!
誰だよ……。
気になりすぎます。
オレンジの動向も気になって、もう夜も眠れません。
嘘です。
ぐっすりです。
すいません。

6/14の買い物

2008.06.14 *Sat
梅雨の時期、晴れの日は貴重です。
今のうちと思って買い物に出かけてきました。
以下、そのリスト。

灼眼のシャナSⅡ
ブギーポップ・クエスチョン 沈黙のピラミッド
完訳 ギリシア・ローマ神話(下)
失はれる物語

改めてみると、全く統一性がないですねぇ。
基準を言葉にして説明しづらいです。

いつの間にかメディアワークスがアスキー・メディアワークスになってますね。
シャナを買って初めて気づきました。
ネットで調べたら4月のことだそうで。
何処の業界も楽をしてはいられないということでしょうか。

図書館戦争 状況一〇 「里帰リ、勃発」

2008.06.13 *Fri
そろそろ終わりも近付いてきたアニメの図書館戦争。
この10話において、郁はタスクフォースの任務で実家の茨城に行くことになります。
で、それに対する郁の反応が……。
tosyo101.jpg
これ。
もはやヒロインがしていい顔じゃあない(笑。

任務の内容は茨城で行われる県展の警備。
最優秀作品が反良化隊色の強いものだったためです。

しかし茨城の図書隊と付属図書館はなんだか不穏な雰囲気。
「無抵抗の会」という団体がいきなり武器を放棄しろといってきたり。
さらに、防衛部が不当に虐げられていたりと、ローカルルールが異様なものになっていました。
郁も業務部による嫌がらせにあいます。
tosyo102.jpgtosyo103.jpg
tosyo104.jpgtosyo105.jpg
(゜д゜)ポカーン。
え、いや人相悪すぎでしょ?
つーか階段から荷物を放り投げるとか、唖然。
しまいには親にチクルという手段まで使ってくるとは、えげつないですなぁ。

一方、事態収拾のために呼ばれた父親は、案外理解がありました。
激昂する母親を父親がなだめる構図。
というか父親は弱み(小さい頃郁に怪我をさせた)があって強く出られなかった様子。
なんだかんだで一件落着、雨降って地固まる。
業務部にも要約すると、本部にチクルぞゴルァ、と釘を刺して反撃。
これで当面の問題は解消なのかな?

原作を読んだので、細かい部分の違いや改変が若干気になりました。
でも30分の尺だと無理もないです。
むしろよくこの時間内でまとめたもんだと思います。

来週が県展警備の本番。
もう11話です。
これって12話で完結なんでしたっけ?入りきるんだろうか……?

キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」

2008.06.12 *Thu
キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」 (アスキー新書 62)キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」 (アスキー新書 62)
(2008/04)
大塚 英志

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書店で目に付いたので買って読んでみました。
著者は以前にも「物語の体操」や「キャラクター小説のつくりかた」など、実戦形式のワークショップを掲載した本を出しています。自分は一応、両方とも読んであります。

民俗学の物語論を引っ張ってきて、英雄神話には共通の物語構造があり小説やマンガにもそれは応用できるというのが、かなり簡潔にした著者の主張の一つでしょう。
実際読んでいて納得させられる面は多いです。
スターウォーズの例は非常にわかりやすい。
ワークショップをやってみるのも単純に面白いでしょう。
それを生かすかどうかはまた別問題で、個人の判断でしょうけど。

ファウストvol.1

2008.06.11 *Wed
ファウストvol1 (講談社MOOK)ファウストvol1 (講談社MOOK)
(2004/12/24)
舞城 王太郎佐藤 友哉

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ファウストvol.1ですが、イメージがありませんね。
でも読んだので書きます。

vol.1で面白かったのは「ロスタイム」でした。
著者の飯野賢治氏はこれで初めて知りました。
主人公は一目ぼれの女性がいる中華料理屋にきます。
そこで突然謎の振動にみまわれ、店内に閉じ込められます。
そこからの荒唐無稽な展開が非常に軽快で楽しいです。
いわゆるカオス。
なのに引き込まれました。不思議です。

雑誌らしくインタビューも読んでいて刺激的でした。
作家はあまりビジュアルを露出しない方がいいと思ってしまいました。
あくまで個人的な印象なのであしからず。
どんな人が書いているかわからないほうが、想像力が働いていいと思うのです。
そんな事を考えました。

図書館危機

2008.06.10 *Tue
図書館危機図書館危機
(2007/02)
有川 浩

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図書館戦争シリーズ第三弾「図書館危機」です。
第二弾の「図書館内乱」では王子様の正体も発覚したので、今後の展開が見物。

読む前はベタ甘路線になるのかな、などと思っていましたが違いました。
これが結構シリアスモードだったりします。
郁はこの巻の第一章で心の整理を済ませますから、
王子様の正体発覚のショックをずっと引っ張る事もありません。

山場は郁の地元、茨城での美術作品公開に先立つ対検閲抗争です。
最優秀作品が良化法糾弾作品だったため。

戦闘シーンが結構シリアスで生々しいものでした。
水戸図書隊の歪んだ内情も物語にリアリティを与えていましたし。
女子寮での派閥というか、ぶっちゃけ虐めがエグかったです。リアルで。
偏見かもしれませんが、女性の怖い側面を見せられた思いです。

最終巻も早く読みたいんですが、予約順がまだまだ回って来そうにないです。

虚無への供物(下)

2008.06.09 *Mon
虚無への供物〈下〉 (講談社文庫)虚無への供物〈下〉 (講談社文庫)
(2004/04)
中井 英夫

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虚無への供物、下巻を読み終わりました。
読む前の期待が大きかったからかもしれません。
思っていたより話しに入り込む事が出来ず、なんとなく結末まで読んでしまった感じです。
とはいえ、読み終わって、やっとアンチミステリの意味が分かった気がしました。

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 9 『朱禁城 の 花嫁』

2008.06.08 *Sun

世界戦略を進める為、中華連邦に渡ったゼロと黒の騎士団。EUがブリタニアにより弱体化しつつある今、残る大国を手中にいれる事こそ打倒ブリタニアを果たす為の大きな足がかりとなる。
国の中枢である朱禁城。陰謀と策謀、様々な思惑が渦巻くその宴にゼロが姿を現した!

公式ホームページより

国外追放を勝ち取った黒の騎士団。
その舞台を中華連邦に移しました。
中華連邦はシーズン1から名前が出つつもあまり全面に出なかったので、気になる国です。

ルルーシュは中華連邦を足がかりにして地盤を気づいていくつもりだったのでしょう。
しかし、そうはさせまいとするかのように(つーか実際そうなんですが)、中華連邦の天子とブリタニアの第一皇子の政略結婚が執り行われる事に。
こうなると黒の騎士団は再びブリタニアの影響下に置かれる事になってしまいますし。

ルルーシュはゼロとして堂々と朱禁城に乗り込んじまうんだから、不遜です。
スザクをその場から追い出すためにシュナイゼルとチェスをするルルーシュ。
それを邪魔したのが、やっとコミットしてきたニーナです。
いやぁ、ニーナは相変わらずニーナしてまんな。

ラストの披露宴ではシンクーが天子を奪うためにクーデターを起こします。
それもこれも6年前の天子との約束を守るため。
主君に忠実な人だったんですね。
そんなシンクーをあざ笑うかのように天子を人質にとったルルーシュはもはや完全に悪役です。
高笑いが似合う事に会う事。

今週は結構多くのキャラが出てきたので、見ていて新鮮でした。
C.C.の扱いが若干適当になってきている気がします(笑。
最後に我らがジェレミア卿もといオレンジが出てきた時はテンションがマックスになりました!
さあ、いよいよオレンジが大活躍か!?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

2008.06.07 *Sat
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
(2008/04/25)
三石琴乃林原めぐみ

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版第一作、序のDVDを先日観ました。
劇場にも観にいったんですが、もう一度観たくなったので借りてきました。
DVDの利点の一つは、自分のペースでじっくり見られるところです。
劇場ではじっくり観察できなかったシーンも繰り返して見られますからね。

新劇場版は単なるリメイクではないと思っています。
作画その他のクオリティがかなり高くなっているので、ファンにとってはそれだけで見る価値があるでしょう。
そして、さらに嬉しいのは新たな謎が要所要所にちりばめられているところ。
次回(破)の予告なんて、何度見てもテンションが上がってしまいます。
一人部屋で熱くなっている様子はさぞ滑稽でしょう(苦笑。

結局こうやって作り手の思惑にはまっていくのです。
でもDVDを買う事はまだしません。
絶対BOXが出るのでそれまで我慢します。
今はエヴァ仮設5号機と6号機、さらに新キャラに思いを馳せて満足します。

図書館戦争 状況〇九 昇任試験来タル

2008.06.06 *Fri
先週で郁の『王子様』が堂上教官だった事が判明。
思いがけず知ってしまった郁がどんな反応を見せるかが見所でしょうか。
見る前からニヤニヤ展開になりそうな予感がぷんぷんしています。
とはいえ、ちょっと前に原作で読んだところなんで、大筋は知っているんですが。
アニメでは少々変わってたりするので問題なし。

憧れの王子様が見つかったとはいえ、郁は喜んでいられません。
郁にしてみれば本人を前にして色々言ってしまっていた訳で。
tosyo091.jpg
こうなります。
堂上教官を意識しすぎるあまり、まともに顔も見られないと。
周囲は郁の様子がおかしいのは昇任試験が近いせいだと誤解してくれます。
しかし堂上教官が勉強をみてくれるという状況が発生します。
挙げ句、手紙の事がばれそうになって背負い投げをかましたり。tosyo092.jpgtosyo093.jpg
これはどう考えても飛びすぎです。
背負い投げはこんな技じゃねぇ!!
そんなこんなでさらに自己嫌悪。
小牧教官に相談もしますが、頭でわかっても感情は別のようです。

手塚は手塚で、実技試験に不安があります。
子供が苦手ってのはイメージのまんまです。
柴崎にレクチャーを無心するあたりがまたラブコメ展開。

tosyo094.jpg
郁に筆記対策ノートを渡しに来た堂上教官。
あ や し す ぎ る。
そりゃあ郁だって呼び止めますよ。
堂上がイロモノになってきている気がします。

なんだかんだで昇任試験は全員合格。
郁も吹っ切れたようです。
お礼にカモミールのアロマオイルを堂上にプレゼントしました。
そしたら堂上が、今度ハーブティが飲める店に連れて行ってくれ、と。
tosyo095.jpg
ああ、ベタベタな反応だなぁ。
だがそれがいい。

予想通りのニヤニヤでしたが、こういう予想通りはありですね。
原作読んでるとさらに楽しめます。
カモミールをカミツレとも呼ぶことは知りませんでした。

虚無への供物(上)

2008.06.05 *Thu
虚無への供物〈上〉 (講談社文庫)虚無への供物〈上〉 (講談社文庫)
(2004/04)
中井 英夫

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推理小説三大奇書とされる虚無への供物。
上下巻構成の上巻をとりあえず読み終えました。

結構な昔の本なので読んでいて時代を感じました。
JRが国鉄の時代なんですからそれも仕方ないでしょう。

アンチミステリと言われるだけはあって上巻だけでもそのにおいは感じます。
素人探偵が推理合戦をする場面がありますが、そこが一番顕著だったかと。
滑稽な推理が戦わされると次第に推理するという行為自体がいかがわしいもののように感じられますし、実際どうなの?というのは思っていた事です。
そういう意味では面白い内容です。
上巻を読んだだけなので中途半端なことしかいえませんが、これで読者を唸らせる様な結末があるのだったら評価せざるを得ないところです。

後、特筆すべきはウンチクの存在ですかね。
著者が東大で頭がいいからなのか、読者にも少々高目の教養が求められてます。
読んでい聞いた事もないような固有名詞がバンバン出るので。
個人的に一番面白かったシーンは麻雀するところ。
って、全然ミステリとして楽しんでないな、これじゃあ(笑。

バカとテストと召喚獣 2

2008.06.04 *Wed
バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫 (い3-1-2))バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫 (い3-1-2))
(2007/04/28)
井上 堅二

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ジャンルは学園ラブコメでしょうかね。
ファミ通文庫のえんため受賞作の第二弾です。

試験召喚というシステムが採用されている文月学園が舞台。
クラス編成はテスト結果でA~Fに振り分けられます。
主人公・明久はバカ代表なので当然F組み。

1巻の試召戦争ではいいところまで行きつつも敗北。
続刊を見込んでの結末は上手く言ったといえますね。二巻出たし。
で、その二巻は学園祭のストーリー。
順当に学園モノの王道を進んでいます。
ヒロイン・瑞希の転校問題や学園長がらみの問題など、きちんと読みどころ要素を備えつつ、ギャグのキレも前巻と比べて遜色ありません。ギャグの好き嫌いなんて完全に感性の問題だと思うので保証は出来ませんが…………。

このシリーズは軽い気持ちで楽しめるのがいいです。
まさにライトノベル。
チャイナドレスも個人的にはガッツリきました。
秀吉の存在はそろそろ問題だと思います。いやマジで。

十角館の殺人

2008.06.03 *Tue
十角館の殺人 新装改訂版 (講談社文庫 あ 52-14)十角館の殺人 新装改訂版 (講談社文庫 あ 52-14)
(2007/10)
綾辻 行人

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去年発刊二十周年を記念し、新装改訂版が文庫で出された「十角館の殺人」。
綾辻氏の作品を読んだのはコレが初めてです。
実はコレを読むまで、著者が新本格の先駆者だとは知りませんでした。
そもそも新本格がなんなのか、理解が中途半端でした。
今も微妙ですが少しは理解したつもりです。

登場人物はミステリ研の面々がメイン。
角島という孤島にある十角館がその舞台です。
館を建てたのは建築家の中村青司という人物ですが、これが半年前に同島に建てた青屋敷で焼死を遂げているという曰くつきです。
そこで学生たちを襲い始める連続殺人。
彼らの運命は?

といった感じ。
名作といわれるだけあって、結末はなかなか面白いものになっています。
驚愕とまではいいませんが、似非ミステリ好き程度の自分には予測はつきませんでした。
充分堪能できたといえます。
これを機会に読むといいと思いますよ。

図書館内乱

2008.06.02 *Mon
図書館内乱図書館内乱
(2006/09/11)
有川 浩

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図書館戦争シリーズ第二弾。

第一弾の「図書館戦争」は小田原攻防戦で一区切りでした。
内乱の方は郁の両親が来るストーリーから始まります。
アニメの方も見ているのであらすじはあらかた知っていますが、スルーされているストーリーもあるので助長さは全く感じませんでした。
第二章の「恋の障害」は何故飛ばされたのかわからないぐらいです。
時間枠の問題なんでしょうが。
小牧のプライベートも覗けるし、上質な話だったと思いますよ。

図書館戦争シリーズは単なる王道ラブコメじゃないと再認識させられました。
人物の内面の掘り下げ方も深いし、随所での問題提起も考えるところがありです。
有川浩さんは頭が良いのでしょう。
理論展開が噛み砕けていてわかりやすい。
理論一辺倒でもないので、バランスがあって読みやすいですね。

本書はまたまたすごいところで次巻に引っ張っています。
早く読まねば。

ドグラ・マグラ(下)

2008.06.01 *Sun
角川文庫版「ドグラ・マグラ(下)」を読みました。
上巻は結構前に読み終わっていたように記憶しています。
下巻は手元に無かったこともあり、最近になるまで停滞していました。

ドグラ・マグラは三大探偵小説のひとつに数えられます。
他には中井英夫の「虚無への供物」と、小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」がそれですね。
虚無は近いうちに読むつもりですが、黒死館はたぶん読みません。
というか読めません。
最後まで読んだというだけで尊敬されるらしいですから。

ドグラ・マグラはタイトル通りで呪術的、幻惑的な内容です。
現代でこそ、それほど奇抜な思想とは思われないかもしれません。
しかし本書が書かれたのは1935年(昭和10年)というのだから驚きです。
おそらく当時の基準で行けば、驚異的な先見性を持った書物です。

精神科学といった類の心理云々は現代でも不透明な部分が多いのでしょう。
人間の脳に関してはわかっていないところのほうが多いはず。
そうすると、ドグラ・マグラ内で言われる「脳髄は物を考えるところにあらず」という考え方も、思考実験としては非常に面白いと思います。

夢野久作の博識ぶりが随所ににじみ出ていて、思わず舌を巻きました。
しかも百科事典が知識の主な源泉というのだから二重に驚きます。
やはり日々の勉強って大切ですね。
何処で生かされるかわからないですからね。

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